SONYの1994年7月のカタログより
このカタログでは、ICF-SW100S(現行機種)が新機種として加わり(実質ICF-SW1Sの後継機種)、ICF-SW7600GがICF- SW7600の後継機種として紹介されています。ICF-SW7600自体も在庫のみの販売機種としてカタログに小さく載っています。
この時点でカタログに掲載されているワールドバンドレシーバー(海外短波放送受信用短波ラジオ)は、ICF-SW100S(新機種), ICF- SW7600G(新機種), ICF-SW7600(在庫のみ), ICF-SW33, ICF-SW30, ICF-SW22, ICF-SW77,  ICF-SW55, CRF-V21(在庫のみ)となっています。
また、ICF-SW7600, ICF-SW33, ICF-SW30,   ICF-SW77, ICF-SW55,は1993年のカタログ紹介で載せていますので、  ICF-SW7600Gについて紹介します。

ICF-SW7600G 標準価格39,800円
ICF-SW7600のモデルチェンジ版。大きさ、重さは変わらず。受 信周波数はICF- SW7600の150〜29995kHzから、150〜29999kHztna理、受信周波数範囲は実質的に変わらないがステップが5kHzから1kHz になる。メモリ局数も10局から22局に増えた。最大の改良点は右下にあるスキャンキーで、これにより流し受信(放送バンド内をサーチしておもしろそうな 放送を見つけるなど)が便利に。また定価も39,800円と据え置き。
ICF-SW7600G

ちなみに、 ラジオたんぱ専用ラジオは1993年1月のカタログと同じく、ICR-N7(標準価格9,600円、2005年3月現在現行機種),ICR-N1 (標準価格8,500円,2005年3月現在現行機種),ICR-N30(標準価格14,800円),ICR-4420(標準価格7,900円)の4機種 です。


SONYの1994年11月のカタログより
7月のカタログと掲載機種は基本的に変わりませんが、7月のカタログで製造中止在庫販売のみだったCRF-V21とICF- SW7600が正式にカタログ落ちしています。これによりSONYの大型業務用ラジオはCRF-V21を最後に新型は出ていません。またエアバンド受信用 アンテナAN-3がカタログ落ちしています。


SONYの1995年4月のカタログより
1994年11月のカタログと短波関連のラジオは変わりません。通勤ラジオに新機種が出ているのみです。




SONYの1995年7月のカタログより
短波7バンド,FM,MW受信可能のラジカセCFM-SW11が ラジオカタログのワールドバンドレシーバーの欄に載せられるようになりました。標準価格10,800円 なおこの機種は現在はオープン価格です。受信可能 バンドは75,49,31,25,19,16,13メーターバンドで、受信できるバンドはICF-SW22と同じですが、全体としては周波数幅が狭いの で、例えば31メーターバンドで若干オフバンドの9930kHzを使うハワイのKWHRはICF-SW22は10025kHz魔で受信できるので受信可能 ですが、CFM-SW11は31メーターバンドの区切りの9900kHzまでしか受信できないので9930kHzは受信できません。





SONYの1995年11月のカタログより
ICF-SW1000Tが新機種として紹介されています。それ以外の機種は変わりありません。

ICF-SW1000T 標準価格50,000円
短波ラジオにカセットレコーダーが付属した機種。どちらかというと旅先で聞いた放送を録音するための機種。短波ラジオとしてもテープレコーダーとしてもど うも中途半端なようで、あまり評判は良くない。
後にループアンテナを付属にマイナーチェンジした機種がICF-SW1000TSと して売られるようになり、最近までカタログに残っていた。

icf-sw1000t


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