(2005−2017年 旧情報)現在日本で入手できる短波(国際放送局)が受信できるラジオ
2017年12月更新

表記の希望小売価格は2005年2月現在現行製品は税込税抜併記、それ以前に製造中止の機種は税抜です。

ラジオNIKKEI(ラジオたんぱ)専用ラジオについ てはここを参照


SONY製品


ICF-SW77(販売終了機種)
一応現行最高機種 希望小売価格78,540円(税抜価格74,800円)実売価格は65,000〜70,000円程度
名機といわれたICF-2001Dの後継機種でもあるため評判は良くないが現在買える最高機種であることには違いない。
初心者にはやや機能が多すぎて使いにくいかもしれない。
また、大きさ:幅276×高さ172.5×奥行46.5mm 質量:約1.48kgと気軽に持ち運べる大きさでもない。
ただ、もう少し予算があれば通信機型受信機が買える。ただ通信機型受信機は別にアンテナを張る必要がある。
だから、この機種は予算があって、機械の取り扱いが苦手ではなくて、アンテナを張る場所があまりない人にお勧め。





ICF-SW07
(販売終了機種)
希望小売価格は希望小売価格62,790円(税抜価格59,800円)実売価格は45,000〜53,000円
実物を見たら予想より小さい。ICF-SW100S同様移動受信向きの機種。
ただ開閉部分がある点などその部分のトラブルが不安。
ROMチップに周波数を記憶するようになっているので、周波数を年2度変更する短波放送に不慣れな人向き。
この機種はどちらかというと海外旅行や海外出張の多い人向き。
現在のSONYの短波ラジオのフラッグシップ(最上位機種)だが、個人的好みから言わせてもらえば、あまり好きな機種ではない。



ICF-SW55(販売終了機種)
日本向けの最新カタログには載っていないのでカタログ落ち。海外向けにはその後しばらく残っていたようだが、現在は見かけなくなった。
大きさと受信感度のバランスからすると選択としては悪くない機種





ICF-SW100S2007年冬販売終了
希望小売価格56,700円(税抜価格54,000円) 実売価格は40,000〜50,000円
折り畳んでコンパクトになるので、持ち運びに便利な機種。
しかし折り畳む機構部のトラブルの例も聞くのでそこが問題。初期のモデルに比べれば、最近のモデルは若干改良されているようだが、折り畳み機構の ない機種 に比べればやはりトラブルの原因となることも否定できない。
質量:約220g(乾電池含む)と軽いので海外旅行に持ち運び用にはよいと思うが、自宅で使うには不向きか。
なお、自分はこの機種を移動時の受信用に使っています。



ICF-SW1000TS(販売終了機種)
希望小売価格:54,000円
録音用にカセットデッキがついた機種。
ただそのカセットデッキ部と一緒にコンパクトにまとめたところのトラブルの例も聞く。
外出時に録音する用途向き。
自宅で録音する場合は外付けの機器で録音した方がよいと思われる。 製造中止になった模様で、在庫販売のみ。





ICF-SW7600GR

希望小売価格42,000円(税抜価格40,000円) 実売価格は30,000〜37,000円
いわゆる(7600リーズ)の最新機
価格と性能などから最初に買うラジオとしてはもっともおすすめ、これ以上だと持て余す可能性があり、これ以下の機種だと不満が出る可能性が高い。
個人的な好みで言わせてもらえば、日本向け仕様のシルバーボディよりは、輸出仕様にあるブラックボディの方が好きだが。






ICF-SW35

希望小売価格20,790円(税抜価格19,800円) 実売価格は15,000〜18,000円
SONY製の周波数を数字で読みとるラジオでは最廉価。
テンキーによるダイレクト選局が出来ないなどのデメリット有り。
それほど大きくもないので、たまに海外旅行に行くときにNHKワールドを聞くためのラジオとして買うには向いている。
あるいは初心者で予算が少ない場合のとりあえずの一台。
最近だと同じような値段で機能が優れた中国メーカーのラジオもあるが、日本メーカーのブランドとどっちを選ぶか。



ICF-SW22(販売終了機種)
希望小売価格13,650円(税抜価格13,000円) 実売価格は10,000〜12,000円
ダイヤルで周波数をあわせるラジオ。現在SONYから販売されている海外短波放送が受信できる短波ラジオではもっとも設計が古く、1994年のカ タログに 既に載っているので10年以上前の設計と言うことになる。逆に言えば、それだけ長く販売されているというのは設計が優秀だからともいえるので、そ れを良い 方に評価するのか悪い方に評価するのかは難しいところもある。
短波の回路はデュアルコンバージョンになるので、混信を防ぐ意味では、ICF-SW11より若干は有利になる
短波はやはり国際協定の放送バンド以外で放送している放送局は受信不可。また長波も受信不可。
下記のICF-SW11よりも受信バンドが少ないのに価格が高いのは、コンパクトなところ(大きさ:幅116.5×高さ72.5×奥行28mm  質量:約 200g)や、短波の受信回路がデュアルコンバージョンであること、巻き取りコンパクトアンテナ付属していることなどのため。
ある程度短波受信の心得のある人の予備や旅行用としての第2,第3のラジオ。



ICF-SW23(販売終了機種)
希望小売価格14,280円(税抜価格13,600円) 実売価格は10,000〜12,000円
ICF-SW22の後継機種。
基本的なスペックはICF-SW22と同等の後継機種。
短波の回路はデュアルコンバージョンになるので、混信を防ぐ意味では、ICF-SW11より若干は有利になる
ICF-SW22同様主要放送バンドでも、41メーターバンドと、22メーターバンドが受信できないと言う欠点がある。
その他の利点や欠点もICF-SW22と同等。
ICF-SW22の改良型を出すなら受信できる放送バンドの問題は解決して欲しかった。
ICF-SW11とICF-SW35の間でやや中途半端な存在に思われる。
アナログチューニングに親しんでいて、昔から短波受信の心得のある人のサブあるいは旅行用ラジオ向きの機種。




ICF-SW11(販売終了機種)
希望小売価格8,190円(税抜価格7,800円) 実売価格は6,000円〜7,500円
上記のICF-SW22よりも廉価なのだが、長波も受信でき短波の受信バンド数も多い。
ただし大きさが(幅162×高さ93.8×奥行34.8mm)質量:約340g(乾電池含む)とやや大きい。
また短波の受信回路もスーパーヘテロダイン方式シングルコンバーションとなるので混変調などにもやや弱くなる。その関係上外部アンテナ接続も推奨 されてい ない
短波はやはり国際協定の放送バンド以外で放送している放送局は受信不可。
ただし大きさ重さともICF-SW22より大きいので、持ち運びには不便か。
音質面などは上記のICF-SW35よりは良いと推定される。
ICF-SW7600GRを買う予算がなければICF-SW35やICF-SW22を買うのはむしろ中途半端な印象もあるのでこちらの方がよいか もしれな い。
ただ、アナログのラジオをダイヤルでチューニングするのになれていない世代(若い人など)はICF-SW35の方がよいだろう。
ただ、アナログラジオでの短波のチューニング(周波数あわせ)は、中波(MW、一般的なAM)に比べて難しいので、初心者はテンキーでダイレクト で入力で きるICF-7600GRなどの方が受信しやすいと思う。
この機種は普通の電気店の店頭などでもよく見かける機種。一般的な電気店ではこの機種しか置いていない場合が多い。
これより安い中国などのメーカーの短波ラジオはやはり品質面で不安があるので、お金はないけどとにかく短波ラジオが一台欲しいという人にもこの機 種はおす すめ。ただしこの機種もSONYの製品ながら中国生産(MADE IN CHINA)




CFM-SW11
オープン価格 実売価格は10,000円前後(2007年春生産終了)
これは小型ラジカセ アナログチューニング
ラジカセとしてはモノラルなので音楽を聴くのには向かない。短波ラジオは7バンドなので主要放送は受信可能。
やはり短波はやはり国際協定の放送バンド以外で放送している放送局は受信不可。
BBCなどの主要英語放送を録音して語学の勉強をするなどの用途向き。
あるいは、海外短波放送のことを良く知らない家族に普通にラジカセとして使わせることで興味を持ってもらう材料として使うのも良いのでは。



AIWA製品
RM-61(販売終了機種)
オープン価格 実売価格は4000〜5000円程度
これは安いラジカセで一応短波も聞くことが出来るレベルのラジオです。
短波も1バンドしかなく、主要国際放送(イギリスBBCやアメリカVOA)などの受信にも不向きです。
カタログに株競馬用とあるように短波は「ラジオたんぱ」を聞くためにあると思った方がよいでしょう。
それでも夜間にVOAなどの一部の周波数は受信できます。
どうやら製造中止になった模様。



Panasonic製品
RF-B11
本体希望小売価格 : 8,000円(税込8,400円) 実売価格は6,000円〜8,000円
ダイヤルで周波数をあわせるラジオ。
SONYのICF-SW11に性能機能ともに近い。
Panasonicの日本で発売されている短波(海外放送)が受信できるラジオがこの機種だけというのも寂しい。
2010年11月現在「在庫僅少」の商品となっているが、後継機種は出るのか、あるいはPanasonicは短波ラジオから撤退か。
2010年12月には生産終了となっており、流通在庫のみとなりました。
PanasonicもラジオNIKKEI専用ラジオを除いて短波ラジオから撤退ということになります。

既に国内メーカーで短波ラジオを発売しているのはSONYのみといって良い状態で、
しかも10年程度モデルチェンジしていないモデルさえ有ります。
2000年以降は完全な新機種も少なく、旧型のマイナーチェンジ程度の変更で、従来からあった機種もモデル廃止があり、発売短波ラジオの機種はど んどん減っています。

ラジオNIKKEI(ラジオたんぱ)専用ラジオ

各メーカーとも海外向けの製品にはミニコンポやカーオーディオなどでも短波を受信できる製品があります。
また海外メーカーの製品も含めればさらに多くの製品があります。
ただ、世界的に短波による国際放送そのものが縮小傾向にあるので、今後の見通しは暗いかもしれません。

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