DX FREEK No.117(1999年1月号)より受信レポート
・太平洋の声 1998/12/20 2100-2158JST 9465kHz 〔45333〕 日本語
恒例のクリスマス特別番組「Gift For Jesus from ラブ愛らんど〜愛の島からあなたに…〜」。最初に「ソニーBCLレポート」として
ソニーの開発部門の担当者2人へのインタビュー。99年早々にも新機種の短波ラジオが発売になるそうで今回リスナー1名にプレゼントされる。次に「グア
ム・ラブ・クリスマス・キャンペーンのお知らせ」では、番組のスポンサーであるグアム政府観光局のCMで、キャンペーンガールである鈴木あみからのリス
ナーへのメッセージもあった。その後、「あなたが作るクリスマスソング」では、今回、事前にリスナーから募集したクリスマスソングの歌詞に曲をつけてCD
として販売(収益金は“sugar plum tree”という福祉団体を通じてグアムの身寄りのない子供たちに送られる。)するという企画で優秀賞・最
優秀賞に選ばれた歌詞の発表、曲の発表があった。
<Panasonic RF-B65+20m長ワイヤーアンテナ/静岡県静岡市・T>
・SBS静岡放送 1998/11/16 1455-1500JST 1404kHz
〔35343〕 日本語
静岡ローカルの交通情報。アナログ式の小型ラジオのつまみを回してみたところ受信できた。はじめはRFラジオ日本かと思ったが、別のラジオで
1422kHz をモニターしたところ別の番組で、しかもこちらのほうがノイズが少なかったのでSBSと断定した。
神奈川県も藤沢市まで来るとRFラジオ日本の混変調もなくなるのかSBSの静岡本局がローカルより少し悪い位の状態で聞こえる。出力が10kwに増力さ
れたこともプラスに作用してるのだろう。1557kHz の熱海局も同様の状態で聞こえる。
神奈川の相模地方では、同局がRFラジオ日本の混信を受けないため、SBSの隠れファンも多いらしい。しかし、下手にプリアンプを使うと混変調が出るお
それがあるので外部アンテナは使わないほうが無難である。
なお、SBSの
1557kHzの中継局は、静岡東部でのRFラジオ日本との混信対策らしい。神奈川県内ですら、この2局は紛らわしいのでRFラジオ日本以外の在京局とエ
リアの重なるこの地域の住民は余計に紛らわしいだろう。
<SONY製小型クロックラジオ+内蔵バーアンテナ/神奈川県藤沢市・I>
・WSHB 1998/11/29 1936-2003JST
6095kHz〔23222〕 英語
男女の説教番組。1958にISらしきものが出て、“This is
WSHB・・・・"と出た。信号が弱く、ノイズ・フェーディングともに強い。同波の不明局の混信がある。
<JRC NRD-545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・TBC東北放送 1998/11/21 2020-2100JST 1260kHz〔44333〕
日本語
「ベルボトムな夜」TBC土曜夜のローカル番組でナイターオフ用である。
過去のヒット曲やテレビ番組の主題歌などをかける番組で、70年代の流行に関するトークもある。
2020過ぎは、70年代ニュースのコーナーで1974年の特集だった。
ノイズがかなり強かった。この日の放送では愛知県のリスナーからのハガキも読まれていたが、ニッポン放送との混変調や四国放送のサイド混信で同調がとり
にくいので遠距離リスナーは少ない。北海道の札幌近辺ではHBCのサイド混信もきついらしく、ラジカセやコンポでの受信は少し無理がある。ラジカセで在京
の曲の混変調を受ける局を高選択度ラジオで聞くと在京の局の声につぶされなくなる代わりにそれがノイズに変わる。川崎では秋田放送とSTVラジオがこの局
と同じ傾向にある。両局とも在京の局と 18kHz間隔の周波数である。
私の選択度を計る基準は
18kHz離れた大電力の局の混信の度合いである。ちなみに川崎では1422kHzのRFラジオ日本と1242kHzのニッポン放送である。
<SONY ICF-5800+ミズホ通信UZ-77/神奈川県川崎市高津区・I>
・Voice of America 1998/11/27 2148-2212JST
9760kHz 〔55444〕 英語
「ニュース」で中国の江沢民国家主席の日本訪問,宮沢蔵相の辞意表明,等を伝えた。音楽が2曲かかって、2200からの“VOA News
now"では「小渕首相の所信表明演説」などを伝えた。受信状態はとても良い。
<JRC NRD-545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・Radio Marti 1998/11/29 2015-2100JST
6030kHz〔32222-21221〕 スペイン語
男性のトークと音楽の繰り返し。内容は分からない。2059周波数案内に続いて男性アナによって“…Radio Marti…”
とIDが出た。同波の中央人民廣播電台の激しい混信がある。
<JRC NRD-545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・Swiss Radio International 1998/12/01
1258-1330JST 9905kHz〔35333〕 英語
1300男声ID“…Swiss Radio
International…”と出て、ニュースとなり香港などのニュースを伝え、その後シンガポール等からの特派員レポートとなった。混信はなくまずま
ずの状態。
PWRによるとフランス領ギアナ中継の北米・中米向け。
<JRC NRD-545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・ドイチェ・ヴェレ 1998/12/20 2130-2200JST
7305kHz〔45443-45333〕 日本語
ニュースでは、アメリカとイギリスのイラク攻撃が終了したこと、コソボ問題等を伝えた。ケルンからひとことへと続きテラウチアナウンサーのアパートの共
同洗濯機が壊れた話。お便りありがとうでは、ジャカルタのリスナー等のお便りを紹介した。今週のお便りはe−mailを含めて44通とのこと。ロシア中継
の同波以外は受信できなかった。
<SONY ICF-SW1000T+内蔵ロッドアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・Radio Slovakia International 1998/12/26
1557-1627JST 15460kHz〔25222〕 英語
1557からIS,IDのくりかえし。IDは“You are listening to Radio Slovakia
International”と男性アナによるもの。周波数等の案内となって、男性によるトークプロとなったが何を言っているのか分からない。音楽を2曲
はさんでトークは続いた。その後男女アナによるクリスマスに関する子供へのインタビューらしき番組となった。“Silent Night”がかかり、
1627IS,IDの繰り返しとなった。ノイズ・フェーディング共に強い。混信はないが信号が弱い。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・ラジオ韓国 1998/12/10 2100-2139JST 5975kHz〔45444〕
日本語
2100開始アナに続いて「ニュース」では予算が成立した事などを伝えた。解説では「金大中大統領がベトナムを訪問すること」について。クイズの紹介の
後、2115からは「玄海灘に立つ虹」リスナーのお便り紹介と「おいしい韓国語」など。「マルコメ、おにぎりのまる得情報」では忘年会について。韓国では
忘年会のことを「送年会」というそうである。2139ID。状態は良好。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・中国国際放送 1998/12/13 2024-2114JST
1044kHz〔44444-34333〕 日本語
受信を開始したときカルシウム剤の話をしていた。2030IDに続いて「ニュース」、モンゴル大統領の中国訪問について他。その後「中国リポート」「音
楽のひととき」と続いた。「音楽のひととき」では5曲聴けた。9855kHz,7190kHz
とも受信状態が良くなかったため同波で受信した。不明局の混信があったが良好。このところこの波は良好に受信できる。
<SONY ICF-6800A+MIZUHO UZ-8DX/北海道札幌市南区・Y>
・ピョンヤン放送 1998/12/18 2025-2055JST
3250kHz〔45333-35333〕 日本語
「金正日列伝」第20回に続き、1曲はさんだ後、「世界の声」曲の後、「お便りの時間」リスナーからの手紙の数が増えたのか以前より時間が長くなったよ
うだ。「明日の番組スケジュール」を紹介して放送終了。日本語放送は久しぶりに聴いたが、「金正日列伝」なる番組が始まったのですね。夜の放送は
3250kHzが最も良好なことが多い。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・地中海の声 1998/12/06 1400-1429JST
17570kHz〔25222〕 日本語
ニュース,催物の案内と続いたが状態が悪く、断片的にしか聞き取ることが出来ない。1421お便り紹介となり静岡県のリスナーなどのお便りを紹介してい
た。1429何を話しているのか聞き取れなくなり受信を中止した。このところ同局は混信はないものの状態が悪く、まったく聞こえない日もある。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・AWR 1998/12/14 0528-0600JST
9745kHz〔35333〕 英語
ISに続いて、0529ID“This is Adventist World Radio, the Voice of
Hope・・・・”と出て音楽をはさんでの説教番組となった。0558にIDが出て終了した。PWRによると南アフリカ中継とのこと。良好。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・Radio Mediterranean International
1998/12/01 1359-1431JST 9575kHz〔35333〕
アラビア語
1400男声によるIDが出て、ニュースらしき番組となり「…アメリカ」などとたびたび聞き取れた。その後はトークと曲の繰り返し。混信はない。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・KWHR(主の来臨に備えて) 12/13 1028-1052JST 17510kHz〔45433〕 日本語
説教番組に続いて1037から「家の中のこだま」というお話。1044からは「空気の大切さ」という話が始まったが、1045に停波した。1052まで
聞いていたが回復しないので受信を中止した。受信状態は良好。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
・アンデスの声 1998/12/10 2025-2059JST
9660kHz〔45444-44444〕 日本語
2030IDに続いて、エクアドルのニュースとなり「キト祭が盛大に行なわれたこと。」などを伝えた。「クリスマス・年末年始番組ガイド」に続いて「お
便り紹介」ブラジルのリスナーや沼津市のリスナーの手紙が紹介された。2056に音楽がかかり、2059終了した。2059からラジオオーストラリアの
ISが混信してきた。
ブラジルのリスナーのお便りを聞いていると南米のリスナーのつながりや生活の中で同局が大きな役割を果たしていることを改めて実感した。
受信状態は「お便り紹介」の中の手紙には同波での状態は良くないとの指摘が多かったが当地では極めて良好である。
<JRC NRD545+RFシステムズEMF5mワイヤーアンテナ/北海道札幌市南区・Y>
放送局名(国・地域名) 受信日 受信時間(JST)
受信周波数・チャンネル 受信状況(SINPO)
放送言語
受信内容・コメントなど
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